BLOG
ブログ

小林ユメジの音楽日報vol.3-Chet Baker

こんにちは。ギタリストの小林夢路です。

ここ最近は体調を崩してしまったりであまりギターを弾けていなく、練習せねば!とおもう日々です。

今日もオススメの音楽を紹介していきます。

I Get Along Without You Very Well/ by Chet Baker

 

トランぺッター兼ボーカルのチェットベイカーという方のアルバム、「Chet Baker Sings」よりI Get Along Without You Very Wellという曲です。

 

Chet Bakerについて・・・

 

彼はそのジェームスディーンに似た端正な顔立ちと、甘い歌声でとても大きな人気を博しました。またそんな歌声とは反対に、とても破滅的な人生を送った人でもありました。生涯を通して薬物中毒に苦しみ、また時には暴漢に襲われ歯を折られトランペットが吹けなくなってしまう事もありました。そして年を取り、長年の薬物使用や様々な悲劇のせいか若かりし頃の面影もなく、くたびれた姿になってしまった彼は、ホテルの窓から転落し亡くなってしまいます。
楽譜がほとんど読めなかった彼は、ビバップやハードバップのスタイルとはまた異なった温かみのあるトランペットを吹きます。そして彼の歌声もまた、すっと魅入られてしまう様な何かを持ち合わせています。

 

この曲について・・・

 

一言に「ジャズ」と聞くと、何となく「歌が入ってなくて、覚えにくくて、とっつきにくい」とお考えになる方も多いかと思います。
ですが、実は「このジャズの曲って歌詞あったんだ!」となることも多いのです。そんな点でもこの曲はポップスに近く親しみやすいのではないでしょうか。せっかくなので、より親しみを持っていただけるよう曲の歌詞とその和訳を書きますので是非見ながら聴いてみてください。また詩の内容が伝わる良い訳がなかったため、私が和訳しました。少し意訳になるため、お気に障る方がいましたら申し訳ございません。

 

 

I Get Along Without You Very Well

 

和訳

僕は君がいなくても 上手く生きて行ける
上手くやっていけるはず
それでも 淑やかな雨粒たちが 生い茂る葉からこぼれおちるとき
僕は 君のうでに抱きしめられたときの よろこびを思い出してしまう
上手くやっていけるはず
上手く生きて行けるはずなのに

 

僕は君のことを 忘れたと思う
もうとっくに 忘れたはず
ただ 君の名前や 君に似たほほえみをどこかできいてしまうとき
君が僕の頭をふとよぎる
もうとっくに 忘れたはず
もう忘れたと 思っていたのに

 

僕は なんて愚かなのだろう
毎夜の月に その傷心を 隠し通すことなど できない
これ以上 何があるというのだろう もう一度だけ 電話をかけてもいいのだろうか
いや きっともう このままでいることが 正解なのだろう

 

僕は君がいなくても 上手く生きて行ける
上手くやっていけるはず
ただ 君といた春が また巡るとき
いや 春のことはもう 考えては いけない
きっと 僕のこころは こわれてしまうだろうから

 

英語歌詞

I get along without you very well
Of course I do
Except when soft rains fall
And drip from leaves that I recall
The thrill of being sheltered in your arms
Of course I do
But I get along without you very well
I’ve forgotten you just like I should
Of course I have
Except to hear your name
Or someone’s laugh that is the same
But I’ve forgotten you just like I should
What a guy
What a fool am I
To think my breaking heart could kid the moon
What’s in store?
Should I phone once more?
No it’s best that I stick to my tune
I get along without you very well
Of course I do
Except perhaps in spring
But I should never think of spring
For that would surely break my heart in two

 

このように、とても切ない曲です。 歌が入ってない曲でも、入っているジャズの曲でも歌詞の意味を知ると少し聞こえ方が変わってくるのではないでしょうか。 チェットベイカーは他にもたくさん、素敵な曲を歌っています。ぜひ聴いてみてください。

 

 

 

 

 

Archive

2020-05-16
giant step
2020-04-15
Day by day
2020-04-5
All The Things You Are
2020-04-3
Blue in Green
2020-04-1
night lights